派遣とバイトの違いはどこにある?

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派遣とバイトの違いはどこにある?

非正規労働の代表として、派遣とバイトがよく紹介されます。両方とも自分の都合に合わせて仕事のできるメリットがありますが、どのような違いがあるでしょうか?両者の大きな違いとして、雇用形態があります。バイトの場合勤務先と直接雇用契約を結び、仕事をしている会社・お店が雇用主になります。派遣の場合、派遣会社と雇用契約を結んで、派遣会社に派遣先の会社を紹介され、そこで仕事をします。しかし仕事をしていても雇用主はその会社ではなく、あくまでも派遣会社になります。よって給料を受け取るのはバイトの場合勤務先、派遣スタッフの場合派遣会社からになるわけです。

この直接雇用か間接雇用かの違いは、実際に仕事をする時に影響が出ます。たとえばバイトで勤務をしている場合、会社やお店などからいろいろな指示を受けてもその通りに勤務をしても問題ありません。しかし派遣先で当初聞かされていない仕事を依頼された場合、それは断ることが可能です。派遣先の企業が契約外の勤務をさせることは契約違反となるためです。またもし派遣先と何らかの仕事の面でトラブルが発生した場合には、仕事の紹介をした派遣会社の担当者が間に入って調整を行う形を取ります。

派遣とバイトでは、待遇の部分でも違いがあります。派遣スタッフになると、労災保険と雇用保険に加入するのが可能になります。アルバイトでも社会保険に加入はできますが、一定時間以上の勤務をするなどの条件が付いてきます。特に大手の派遣会社を中心にですが、福利厚生を充実させているところも多いです。健康診断を年1回実施しているとか、宿泊施設やスポーツクラブなどを法人利用で割引価格の利用ができる、スキルアップのための研修が受けられるなどです。また年末調整が必要な場合でも、派遣会社が代行してくれます。アルバイトの場合、2〜3月に実施される確定申告で処理しないといけません。

給料の面ですが、一般的な傾向として派遣スタッフの方が時給の条件は良いです。アルバイトの場合、いきなり時給1000円以上もらえるような案件はなかなかないでしょう。しかし派遣社員になれば、時給1200円とか1500円といった案件もしばしばみられます。派遣社員の方が即戦力になると広く評価されていることが要因です。もし非正規雇用で仕事をしたいと思っていて、よりよい待遇で勤務したいと思っているのであれば、バイトよりは派遣スタッフの方が希望を満たせる可能性は高いといえます。